以下は私自身がコリン性蕁麻疹を発症したときの話です。克服法など書いているのでお困りの方は是非参考にしてください。
初めに
私に初めてコリン性蕁麻疹の症状が出たのが中学3年生の秋でした。三年間続けた部活を引退し、高校受験に向けて勉強を頑張っていた頃でした。胸、背中、首にチクチクと針を刺されているかのような痛みを感じました。症状が出るのが動いていて汗をかく前。砂嵐が体を包むような感じで痛みが体中に広がります。しかしこの痛みは高校に入学するころには消えていました。
再び症状が出たのが高校3年生の秋。これも受験シーズンでした。高校まで自転車で30分かけて行っていたので、その時に毎日痛みました。この時の痛みが中学生の頃のよりも数倍強かったので、皮膚科を受診しました。抗ヒスタミン薬を処方してもらい3カ月ほど飲んでいましたが、私には効果はありませんでした。他にも塗り薬も処方してもらいまいたが、効果はなくステロイドを打とうかという話まで出ました。
2回目の発症で気付いたこと
2度目の発症ということで痛みが発生する仕組みも分かってきていました。それは、汗をかく前です。具体的に言うと、運動をしてもすぐに汗は出ませんが続けていると出てきますよね。その汗が出るまでに痛みが発生していたのです。
特に冬場は気温が低いため、運動から汗をかくまでに時間がかかります。痛いです(汗)。しかし私的にはこの汗をかくことがコリン性蕁麻疹の克服につながったと感じています。
実際、部活動をしていた時に痛くなったことはないですし、今はほぼ毎日ジムに通って汗を流しているので症状は起きていません。始めたばかりの頃は痛みましたが、継続的に汗をかき続けているといつの間にか痛まなくなりました。
しかし、だからといってサウナにこもることはおすすめしません。というのも、汗をかくまでは痛むのでサウナでじっと我慢するよりも、激しめの運動で短時間で汗を出した方が痛む時間が短いからです。サウナスーツを着るとより汗をかくまでの時間が短くなります。
+α
綿100%の服が皮膚に優しかったり、ビタミンCが肌のバリア機能を強めてくれるので併用するとより効果的です。
最後に
とにかく汗を継続的にかく。これがコリン性蕁麻疹を治す方法だと感じています。
これを読んで1人でもコリン性蕁麻疹の痛みから解放される方がいると幸いです。